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薬剤性高血圧でも冠状動脈硬化症の危険性あり

2019年10月25日

高血圧は原因により一次性と二次性があります。
一次性高血圧は全体の約90%を占め、はっきりした原因が不明で、生活習慣や加齢などが要因となっています。
この場合には生活習慣を見直し改善する事が何より重要になり、それでも血圧が下がらない時は降圧剤を使う事になります。
また二次性高血圧は血圧が高くなる原因がはっきりしていて、全体の約10%が入ります。
若い人に多く見られるため、30歳以下の人が高血圧の場合には、疑って調べる必要があります。
原因となるものには腎機能の異常や腎動脈の狭窄によるもの、原発性アルドステロン症、クッシング症候群、褐色細胞腫などがあります。
病気の治療に使用している薬による薬剤性高血圧も、原因がはっきりしているため二次性に入ります。
薬剤性の場合には医師は副作用として血圧が上がる事を知っていますので、注意して観察しています。
薬剤性であっても冠状動脈硬化症などの動脈硬化は進行してしまいます。
基礎疾患のための治療薬を止める事が不可能な事が多く、ぎりぎりまで量を減らしたり、降圧剤を処方する事もあります。
薬剤性高血圧を起こすものは、非ステロイド性抗炎症薬や漢方薬の天草、リウマチや喘息、うつ病治療薬などがあります。
冠状動脈硬化症を起こすと、心臓に充分な酸素が行かなくなり、狭心症や心筋梗塞などを起こす危険性が高くなります。
血圧や、どの程度動脈硬化が進行しているかを調べる検査などで全身状態を把握しながら、医師は薬を処方して行きます。
薬剤性高血圧による冠状動脈硬化症などの動脈硬化も怖いですが、かってに薬を中止したりせず医師の指示に従う事が治療には重要になります。
異常があった時や不安や疑問点を感じた時には、医師にきちんと伝えるようにする事が大切です。

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